ホームロボット展、もうすぐ終了! ...2012/11/19...

さてさて、いよいよ「80’s ホームロボット コレクション展」も終わりが近づいてまいりました。
10月から始まったこの展示会ですが、写真を見ると、スタート時よりもかなりロボットの数が増えているのがわかりますでしょうか。
せっかく多くのロボットがあるので、いくつかご紹介したいと思います*

 


「omnibot 2000」オムニボット2000 1985年製
センサー類の装着はもちろん、首も動く、手も動く、物がつかめる、といったオムニボット最上位機種及び、当時の理想形なホームロボット。

 


(写真左)「omnibot」オムニボット 1984年製
家庭用ホームロボットの先駆け。
当時としてはかなり高価な為、限られた家庭のみで楽しまれた模様。
フロッピーディスクが普及する前で、カセットテープに磁気情報を記憶させプログラミングするシステム。
日本のみならず北米でも商品化され大ヒット!

(写真右)「omnibot Mk2」オムニボットマーク2 1985年製
オムニボットと基本性能は同じだが、当時別売りのカメラや光センサーをオプションで搭載可能にしたオムニボット上位機種。
赤と白の二色展開で販売されました。

 


(写真左)「omnibot OOM」オムニボット オムシャムロック1985年製
別売りのセンサー類も付けてカスタムも出来、なんと音声認識でも動くオムニボット上位機種。今でも人気。

(写真右)「Robie SR」ロビーエスアール
コンピューター普及の歴史に外すことのできないショップチェーン。
ラジオシャック・コーポレーションから発売されているロボのシリーズの一つ。
ほぼTOMY製のロボと構造は一緒で、韓国製。
どんな業務提携だったのか発売時期も不明。

 


「omnibot Jr」オムニボットJr チャ—ミー 1986年製
高額大型化シリーズの唯一の廉価版。
小型で障害物を上手くよけるなど機能的には優秀。
一番日本の家庭向け。

 


「chatbot」チャットボット(和名 YU-U-ZO) 1985年製
基本ラジコンロボだが、声を吹き込んで録音できるので、離れたとこにいる人に伝言出来るといったすぐれもの。
コカコーラの景品なんかにもなりました。

 


「dustbot」ダストボット(和名:SO−G) 1984年製
お掃除ロボのおそらく元祖。
掃除機としてのパワーは玩具レベルだが、センサーでないアナログなしかけによりテーブルから落ちない障害物をよける等のギミックは、メイドインジャパンの凄さを思い知らされる。

 


「verbot」ヴァーボット(和名:KI KU ZO) 1984年製
音声認識プログラムが内蔵されており、あらかじめ認識させた音声で決められたコマンドを実行する。

 


「Apogee & Perigee」アポジー&ペリジー 1984年製
当時、某ウィスキーのCMで一世風靡したロボットカップル。
あまりの人気にプレゼント品で商品化されたり、某有名ミュージシャン達による架空のアルバムが制作されたりと、軽い社会現象になった。

 


「Arm tron」アームトロン 1982年製
当時普及しだした産業用ロボットのおもちゃ。
しかしモーター1つで駆動させている技術には脱帽。
凄いぞメイドインジャパン。

 

 

などなど、主催者のキャプションからご紹介させていただきました。
上記以外にも、多くのロボットがいますのでぜひお気軽にお越しください*
ご来場お待ちしております!